照りつける太陽、夏の最盛期です。
抜けるような青空から照りつける強い太陽光線。本格的な夏の到来です。暑さの厳しい今月ですが、水やりや草取りのほか、夏越し対策や秋の準備などにも追われる季節です。朝夕の涼しいときに、精だして作業しましょう。
| 8月の園芸一覧 |
| 上旬 |
●夏場の管理(水やり、置き場所、草取りなど) ※今月通して
●草花の切り戻し(サルビア、ダリアなど)
●草花の種子まき(ハボタン、パンジー、デージーなど)
●病害虫の防除・駆除(特にハダニ) ※今月通して |
| 中旬 |
●観葉植物の取り木(ゴムノキ、ドラセナ、カポックなど)
●野菜苗の植え付け(フロッコリー、カリフラワーなどの秋野菜)
●芝生の更新作業(穴あけ、芝切り、透き取り) |
| 下旬 |
●野菜の種子まき(ダイコン、ハクサイ、カブ類)
●芝生への施肥(目土、肥料) |
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庭木・花木
高温乾燥期なので、植え替えや手入れは行いません。なお6〜7月にさし木したアジサイ、サツキ、ツバキなどは、まだよく根づいてないので、強い日差しを避けて管理します。
水やり
昨年から今年にかけて、植え付けて根張りが十分でないもの、浅根性のツツジやシャクナゲなど、乾燥に強くないハナミズキ、ボケなどは、夕方涼しくなってから水を与えます。
草花
花後の手入れ
乾燥したときの水やりと、草取りが仕事です。水やりは朝か夕方にたっぷりと与えます。草取りは雨あがりや水やりの後、土がぬれているときに行うと能率よくできます。
整枝
サルビア、ダリアなどは、8月の暑さと茎の伸びすぎで、良い花が咲かなくなります。秋の花をりっぱに咲かせるために、今月上旬に切り戻しをします。
種子まき
冬花壇用のハボタンを大株に育てるには7月下旬から、小株に育てる場合でも今月上旬にまきます。パンジー、デージーなども涼しい状態で育苗します。
草花の切り戻し(図1)
鉢花
置き場所
戸外に置いてあるものは、直射日光の当たらない場所へ移動させるか、よしずや寒冷紗で明るい日陰をつくります。同時に台の上などに置いて、風通しをよくする工夫をします。室内に置いてあるものは、クーラーの冷気が直接当たらないように注意してください。
水やり
朝夕2回、鉢底から水が流れ出るぐらいたっぷりと与えます。また鉢のまわりに散水を行い、気温を少しでも下げてやりましょう。
観葉植物
置き場所
室内に置く場合は、冷房機の近くに置くことは避け、戸外の場合は明るい日陰におきます。
水やり
天気の良い日には、朝夕2回与えるようにします。また冷房の入った室内では、湿度が下がるので、霧吹きなどで葉水を与えてください。
取り木
ゴムノキ、ドラセナ、カポックなどは、取り木により殖やすことができます。今月中旬頃に行うと、一ヵ月後には根が出て鉢植えにできるので、寒くなるまでに十分根を張り、冬越しの心配もありません。
ゴムノキの取り木(図2)
野菜
秋野菜の苗が出回り、苗の植え付け適期です。またダイコン、ハクサイ、カブ類は種子まきが行えます。
芝生
芝生も年数が経つと老化してくるてめ、土壌環境を改善するために、穴あけ、芝切り、透き取りのいずれかの作業を、1〜2年に一度行います。また9月以降の生育のために、目土と肥料を与えます。乾燥の続くときは、夕方たっぷり水を与えてください。
芝生の更新作業(図3)
病害虫
高温乾燥時にはハダニが多く発生します。水やり時にホースの先を押さえて葉に水をふきつけたり、殺ダニ剤を散布して駆除します。
水やり
温度が高い日中に表面だけが湿る程度に水やりすると、地温が高まって根腐れの原因になります。朝夕の涼しいときに行ってください。朝なら8時頃、夕方なら5時すぎが良いでしょう。また鉢物については冷たい水でなく、くみ置きした水を与えます。
日よけ
強い日差しを受けると、植物は脱水症状になったり、葉の組織がヤケドを起こして枯れてしまいます。
日焼け
それぞれの植物の限度を越えた日射を受けると、葉の薄い植物が脱水状態になったり、半日陰を好む観葉植物では、葉の組織が火傷を起こして死に、変色して枯れてしまいます。そこで真夏には寒冷紗やよしずをかけて日射をさえぎり、葉を日焼けから守ります。日よけの程度は植物の種類によって違うので、同じ仲間を一まとめにして置きます。また日よけと植物との間を十分にとって、風が通るようにします。
根焼け
鉢植えの植物を、強い日照下の石やコンクリートの上に置くと、高温と乾燥が重なって根焼けが起こります。質の薄い植木鉢で、水を与えないでおくとてきめんです。鉢に接した部分の根が黒く枯れてしまいます。水をきらさないことと、コンクリート等の上に直接置かず、地面か木の台の上に置くようにします。
●日よけをしたほうがよい植物
・暑さに強いアサガオなどをのぞく草花
・観葉植物
・鉢植えのウメ、サツキなどの盆栽
・初夏に苗を育てたり、植えつける野菜
●日よけの方法
【草花・盆栽】
午前10時〜午後4時くらいの間、木かげを利用したり、ヨシズや寒冷紗で半日陰にします。また、高温になる石やコンクリートの上に鉢を置かないようにします。
【観葉植物】
室内なら直射日光が当らない場所や、レースのカーテン越しに置きます。屋外なら黒い寒冷紗の下に置きます。
【野菜の苗】
ヨシズや寒冷紗で苗を強い日差しから守ります。
水やり
【草花】
よく乾く時は1日に2〜3回、水をたっぷりやります。
【観葉植物】
1日1回たっぷりと水をやります。週1回は屋外に出して葉の上からたっぷり水を与えます。時々、霧吹きで葉に水をかけても良いでしょう。
【庭木】
1日1回か夕方にたっぷりと水を与えます。さし木をしたものは特にたっぷりと与えます。
【野菜】
苗のうちは表土が乾いたらたっぷり与えます。根が発達したらあまり水やりの必要はありません。水の与え過ぎは生育の妨げになります。
肥料
【草花・観葉植物】
盛んに成長する時期なので、鉢まわりに液肥などを適量与えます。
【野菜】
りっぱな実の収穫に向けて追肥します。生育状況を見ながら肥料を適量与えます。
日焼け、根焼け防止方法(図4)
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