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土ごしらえ。
春の訪れを知らせてくれるのは、昨年の秋に植え付けたチユーリップなどの球根草花の芽。春の土を割って、日ましにふくらんでくる草花の手入れには絶好の季節です。花壇づくりや庭木の植え替えなど、楽しい作業が盛りだくさんにあります。
| 3月の園芸一覧 |
| 上旬 |
●落葉樹の植え替え・剪定
●冬囲いの取り外し
●生け垣の肥料
●春花壇の準備
●野菜の種子まき(種子まきできる種類から)
●芝生の目土(芝焼きまたは刈り込み・かき出しの後) |
| 中旬 |
●春花壇の植え込み(秋まき一年草花の苗を中心に)
●宿根草類・山草類の植え替え・株分け |
| 下旬 |
●常緑樹の植え替え・剪定
●草花の種子まき(種子まきできる種類から)
●球根草花の掘り出し・分球(カンナ・ダリアなど) |
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庭木・花木
植え替え
落葉樹の植え替え、植え付けは、なるべく早めに終わらせます。遅れると根張りも遅れ、芽の伸びが悪くなります。常緑樹は下旬から4月上旬のほうが安心です。
剪定
落葉樹の剪定はなるべく早めに、常緑樹は逆に遅くします。花木類では、花の終わった後に行うのがよいでしょう。
冬囲いを取る
防寒、霜よけをしていたものは、遅くとも中旬までに取り除きます。遅くまで放置すると、新芽が早く伸びすぎたりして、かえって寒波の害を受けやすくなります。
生け垣
2月末〜今月初め、根を更新させるために、根元近くを掘って根切りをし、肥料を与えます。また、4月の新芽が出るまでに枝の誘引や整理をしておくとよいでしょう。
生け垣の肥料(図1)
草花
花壇の手入れ
春花壇用に秋まきして、冬を越してきた一年草花の花壇は、月初めまでに地ごしらえをして、中旬には植え付けます。霜に弱い種類では、霜よけするか、植え込みを遅らせてください。
宿根草
新芽が活動を始める直前が株分けの適期。3〜4年経って大株となったものは、中旬から下旬にかけて株分けし、手早く新しい場所に植え付けます。
種子まき
春まき草花の種子まきが下旬より始められます。しかし高温を好む種類については早すぎる場合もあり、春の種子まきは全般に、少し遅らせるほうが安全です。
球根草花
地中に埋めて貯えておいたカンナやダリアの球根は、下旬に掘り出して分球し、植え込み準備をしておきます。
鉢物
盆栽類
ウメ、カエデなど落葉樹の植え替えは早めに終わらせます。また、冬囲いを取り除いて棚に並べ、油カスと骨粉または化成肥料などを与えます。
山野草
山草や宿根草類の鉢植えの植え替え適期です。株分けして新しい用土で植え付けます。
室内植物
冬中もちこたえてきた観葉植物が、枯れることがあります。寒さと乾き、日照不足などで力を使いはたしています。なるべく日光に当てて、早く元気を回復させてやることが大切で、肥料も与え始めます。
野菜
そろそろ野菜の苗も出回り始めますが、シーズンに先駆け、土づくりをするかたわら、3月にまける種類から種子まきを始めてみましょう。
芝生
月初めの乾燥している間に、芝焼きを行いたいものですが、できない場合は短く刈り取り、刈り芝のくずをかき出します。そして、新しい根茎のために目土を施しておきます。
新たに芝を張る場合は、3月中に地ごしらえをし、4月になったら植え付けます。
芝生の目土(図2)
病害虫
部屋の中や温室に入れて冬越しさせた鉢物には、カイガラムシ類の繁殖したものが多いので、駆除してやります。
水やり
植え替えた庭木や鉢物は、乾燥させないよう十分に水を与えます。花壇の草花も同様ですが、まだ芽が伸びていない宿根草類には、ほとんど必要ありません。
肥料
樹木、草花ともに、今年一年の元肥を与えられてないものには、なるべく早く与えます。樹勢の強い雑木類は伸びすぎてしまうため、根元を耕して水をしみ込みやすくするだけでよいでしょう。
ハナミズキ
整枝、剪定
これから木を大きく育てるときは、幹の先端に注意します。放任すると、両脇の枝が強くなり、真ん中の主枝は弱って枯れてしまいます。下枝の先も同じように伸びます。どんな木に育てるか考えながら剪定しましょう。昨年の結果はどうでしたか。また1年の始まりです。植付け、植え替え、庭植え、鉢植えともに行えます。
庭植えは3月中に済ませましょう。
積雪地や寒地では雪が消えて凍った土が解けてから行います。鉢植えで大きくしたい場合は、一回り大きな鉢に植え替えます。すでに10号鉢以上で、これ以上木や鉢を大きくしたくない場合には、根鉢が一回り小さくなるように根を切りつめて植え替え,枝先も切り戻します。
庭植えの管理
水やり
通常は水やりの心配はいりません。異常乾燥が続くときは、暖かい日の午前中に十分水やりします。
肥料
まだ施していない場合は、中旬までに済ませます。
鉢植えの管理
置き場
風当たりの弱い日だまりに鉢を出し、直射日光に充分当てます。鉢土が乾きやすくなるので注意が必要です。
水やり
指先で鉢土の表面を掘ってみて、中まで乾いていたら、暖かい日の午前中に水やりします。
肥料
今月中旬までに施します。 2月号参照
病害虫の防除
特に心配な病害虫の発生はありません。
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